感染管理専従として、院内における感染症発生状況の把握や感染予防対策の推進及び実践的な予防対策活動を行っています。またICT(Infection Control Team:院内感染対策チーム)の一員となって実際に院内を巡視し、院内感染対策にむけての教育活動のほか、地域の医療機関と共同カンファレンスを実施して、地域の中で感染管理の強化に努めています。当院には専従看護師の他に1名の感染管理認定看護師がおり、HCU配置でSSI(手術部位感染サーベランス)を行っています。
創傷、オストミー、失禁ケアに関するコンサルテーション活動やストーマ外来での診療・処置のほか、QOLの向上が図れるように支援しています。また毎週、医師と褥瘡ラウンドを実施して発生状況や創傷処置に対する教育活動に努めています。
がん化学療法看護のプロとして、がん化学療法をうける患者さんとご家族が安心し、少しでも安楽に治療をうけられるよう、入院中から通院治療に至るまで、病棟・外来看護師と共にサポートします。
がん患者さんが感じる痛みを少しでも和らげられるように活動しています。緩和ケア外来(予約制)で患者さん、ご家族の想いを受けとめ、緩和ケアチームで患者さんの病状に応じた支援ができるように努めています。
がんの放射線治療は、まだまだ疑問や不安が多い治療ですが、治療を受けられる患者さんやそのご家族の方が、心から安心して治療を開始することができ、安全に治療が継続・終了できるようにスタッフ一同でサポートをさせていただきます。
薬剤部に所属し、治験を受ける患者さんが不安なく、治験開始から終了まで、適正に行えるように、責任医師と薬剤師、関係スタッフと密に連携を図りながら、取組んでいます。
地域医療連携室に常駐し、退院調整業務(入院早期から主治医や病棟看護師と連携しながら、退院後も不安なく生活が送れるように、病状や生活動作に応じた必要なサポートを調整する)、地域からの入院受入れ調整、医療相談などの役割を担い、活動しています。
28年4月より、各病棟に退院調整看護師を専従で配置しています。患者さんが治療後に安心して退院でき、退院後も住み慣れた地域で療養生活が継続できるように、退院の調整や支援をしています。また地域の医療機関や福祉施設の関係者、ケアマネジャー、訪問看護師等と地域医療連携室も含めた合同カンファレンスを行いながら、在宅療養できるよう取組んでいます。